LINK Vol.7
2003.2.22(sat)
Ebisu Guilty ----→MAP

LIVE
■VOMOS
■STAIN

■FACTORY SERVICE
■Shell:BULLET
■JLHA vs H.GARDEN
PERFORM
■かのや新宿西口店
VJ
■CYCLE
■O3cannel
■Ueda Naoki
■R-A
■SiN-O
DJ
■SUGIYOSHI

2003.5.24 ORGANIZERのひとこと
お祭り的な要素が続いたLINKだが、今回は時期も考えて、久しぶりに原点に戻り、ライブと映像の質のみにこだわってオーガナイズしたということで、今後のLINKを占うような一夜だったのではないだろうか。初出演のユニットも多く、流れがまったく予想できず、レジデントのCUBLIC.も諸事情で出演できず...不安要素だらけの中で、結果的には予想以上にまとまった内容となってくれた....今後、LINKを続けて行くうえで、明るい要素が見えた1日でした。今年一発目を無事に終え....LINKは今年も盛り上がって行きます!次回はいろいろとビックリな趣向を考えております。お楽しみに♪
PS.
ここのところお客さんを待たしてしまう...ということが続いてしまい、とても申し訳ない思いです。次回は必ずオンタイムで行きます!時間が押して、最後まで見れないということが絶対ないように...(今回見れなかった方がもしいらしたら、改めて、 お詫び申し上げます)

LINK Vol.7 EVENT REPORT
去年は「1st Anniversary」「LINK忘年会」と、なにかとお祭り騒ぎの続いたLINK。 今回は一転して、原点に立ち戻ってみるとのこと。会場はほぼ1年ぶりとなる、“Ebisu Guilty”である。この1年を経て一段とパワーアップしたLINKの"原点"とは…?

会場に入った瞬間、フロア全体が、とても華やかな空気に満ちているのを感じた。それもそのはず、ステージでDJ.PlayをつとめるのはCUBLIC.のsugiyoshi。スクリーンとモニターに映し出される映像はVJ.CYCLEという、LINKの生んだ最強タッグによるものだったのである。 アッパーなトランスナンバーを中心としたPlayに、早くもノリノリになっている人もいるようだ。 
今回、ライブでこの最強コラボレーションが見られないのは残念だが、初っ端からこんな豪華に迎えられては、これから始まるステージにいっそう期待が高まってしまう。 足を踏み入れると同時に日常と切り離された特別な空間につつまれるのは、イベントに遊びに来て最もワクワクする瞬間だと思うのだが、LINKでは毎回ほんとうに上手くオーディエンスの意識を引く演出で迎えてくれる。今回のGuiltyという会場は、入ってすぐストレートにステージを見通すことができるので、一層効果的に意識をとらえることができるのかもしれない。すでにフロアのあちこちでは、思い思いにこの空間を楽しんでいる人達の姿が見える。こうして、なんとも居心地のよい雰囲気の中、2003年最初のLINKがスタートした。

■FACTORY SERVICE
□VJ:SiN-O

最初の登場ユニットはFACTORY SERVICE。緻密なこだわりによって創られていながらもどこかポップで、リズムが呼吸と心地よく合う楽曲に自然と身体が動いてきてしまう。VJ.SiN-Oのデジタリックな映像も一段と冴え、まさに「デジタル的」なカッコよさをダブルで味わえる組み合わせだ。双方のクオリティの高さがお互いの魅力を一層引き立て合っているのが感じられる。そして、このところ大注目なのがkey.Matsuiのパフォーマンス。ライブごとにまったく違うファッションと動きで、ステージに独特な趣を与えている。前回「DIGITAL GARDEN」ではセーラー服姿でモリケンもびっくりのクネクネ具合を見せていたが、今回はプチセクシー(?)な毛皮のコート姿とkeyを傾けて弾くほど勢いのあるパフォーマンスが印象的だった。完成度の高いサウンドに加えて「魅せる」面での魅力も加わって、これから益々楽しみなユニットだと思う。

■Shell:BULLET
□VJ:320

2番目は去年末に行われた「LINK忘年会」にも登場したShell:BULLET。彼らのステージは、とにかくパワフルでオーディエンスの視線を引き付ける大きな魅力を持っている。 トランス的気持ちよさと、ブンブンサテライツを彷佛させる骨太なブレイクビーツ、UK的な綺麗なメロディのヴォーカルの入った歌モノ…と、とにかくいろんな要素が取り入れられたステージは“ライブ”の楽しさ盛り沢山!といった感じ。フロアの盛り上がりも一段と高まり、勢いに乗ったまま一気にラストまで駆け抜けて行った。今回もっともライブ的魅力を伝えてくれた彼らだが、サウンドも映像も、もう一歩踏み込んでビートを感じさせることができたなら、もっと楽しいステージを体感させてくれる気がした。今後の展開に大いに期待したいと思う。


Dance performance
■かのや新宿西口店

こちらも年末の「LINK忘年会」にて初登場したパフォーマンスユニット、"かのや新宿西口店"。DJとパフォーマンスのコラボレートという、斬新なステージで、女性2人は、どこか「和」を感じさせる白い衣装、男性2人は怪し気なガスマスク姿で登場。彼らの織り成す不可思議かつ魅力的なパフォーマンスは、一瞬にしてオーディエンスの視線を釘付けにしてしまった。少しステージが窮屈そうな気もしたが、見た目のインパクトはかなりのもので、何と行っても目を惹くのが各人の動きの美しさである。白い布をひらめかせながら、ステージ中を舞う女性、対照的に位置的な動きは少ないながら、流れるようなヴォーグで空間を繋いで行く男性。それぞれに“動の中の静”“静の中の動”とでもいうべき要素が感じられ、その目眩くパフォーマンスにすっかり目を奪われてしまった。 ひとときリズムにのることを忘れた不思議な空隙を、 LINKのステージにまた新た表現を生み出してくれた。


■JLHA vs H.GARDEN
□VJ:R-A

去年の「DIGITAL GARDEN」にもユニット"PLAZMANIA"として登場したJLHAが、H.GARDENとのコラボレーションユニットで再登場!艶やかなVoと印象的なパフォーマンスでオーディエンスを魅了した。ステージを彩るのはVJシーン創世記からのベテランVJ.R-Aの映像。文句無しにハイクオリティなVJ Playを見せてくれた。 仏画や漢字をモチーフとしたアジア的な映像が、どこか「和」を感じさせるサウンドと溶け合う。H.GARDENの別名義ユニットである"MASTER MIND"もエキゾチックで叙情的なインストゥルメンタルが特徴だったが、今回のような低音の効いたトランスサウンドもすごく魅力的だ。そしてこのトラックに繊細なヴァイオリンの響きが重なり、会場中がゆったりと心地よい空気に包まれていった。Vo、サウンド、映像…個々はどれも素晴らしいが、あえて苦言を呈するならコラボレーションという観点ではまだまだ踏み込める余地があるように感じた。何と行っても今回が初のセッションなのだから、ステージを重ねるにつれて、より一層深みを増したライブを見せてくれるに違い無い。


■VOMOS
□VJ:O3cannel

プログラムも残す所2ユニットとなり、4番目はVOMOSの登場。前回Vol.6のとき以来、新曲ラッシュといった感の彼らだが、なんと今回も新しいナンバーを披露!その完成度の高さにまたしても驚かされる事となった。今後のライブでも大きな位置を占めそうな、今迄になかった雰囲気を持ったトランスナンバーである。オーディエンスを確実にビートに引き込むこの曲が入ることによって、ライブ全体の波がよりハッキリと形作られたように思える。曲と曲がスムーズに繋がり、緩急取り混ぜた幾種類ものビートに身を委ねる心地よさが一段と増したようだ。 実際VOMOSのライブは回を重ねるごとに、音に広がりを増しているように感じられる。フロアにいるすべてのオーディエンスが、楽曲に包まれ、思い思いにこの空間を楽しんでいるのが、肌で感じられるのだ。まさにLINKのコンセプトを体現しているユニットといえるだろう。


■STAIN
□VO:Ueda Naoki

ラストのSTAINには今回、強力なゲストが登場した。「CROW」のメンバーであり、森岡賢、hitomi、浅井健一など数々のミュージシャンとの共演で知られるマニピュレーター、白石元久である。彼とのコラボレートにより、聴き慣れた楽曲も普段とひと味違った、よりハードでインダストリアルなものに変貌し、さらに4曲も披露された新曲は彼らのいわばダークサイドであるかのような重厚な印象を持つものだった。このところ、ゲストの参加やプロデュースにより、様々な側面を見せてくれるSTAIN。そのひとつひとつがしっかりと吸収され、確実に彼らの糧となっていく可能性の広さと魅力は本当に毎回目が離せない。今後も要注目だ!


いつになく長丁場となった今回の“LINK Vol.7”。 終わってみれば、いつの間にか22:30を軽く過ぎていた。原点回帰と謳い、シンプルな構成と進行で展開してはいたものの、その密度は相当に濃かったようだ。とはいえ冗漫な感じは全くなく、LINKの世界に浸っているうちに、いつの間にか時間が経ってしまっていた、という感じだ。最初から最後まで飽きさせずに一気に引き込んでしまう力は、このイベントのもつ最大の魅力の一つだろう。ただ、時間の都合で途中退場せざるを得なかった人もいた事と思う。やはりいつものタイムスケジュール位が、より多くのオーディエンスに最後まで楽しんでもらえるボーダーラインのように思えるのだが…?
しかし去年以来のお祭り騒ぎ的ノリから一転して、非常にイベントらしいイベントだった今回のLINK。一貫した
まとまりというよりも、ライブ・映像・DJ・パフォーマンス、それぞれの良さがそれぞれに引き立てあって進行していく…そんな印象を受けた。初期のLINKを彷佛させ、基本に立ち戻りつつも確実なレベルアップを遂げた姿、それが今回のLINKだったように思える。
さて、次回「LINK Vol.8」は5/24(土)、再びGuiltyにて開催とのこと。またも強力なアーティスト達が集結するらしい!次回も目が離せないこと必至である。

2003.2.22(sun)
Ebisu Guilty

organized by VOMOS
thanks to.... all staff  all audience

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