LINK Vol.12

2005.4.1(sat)
Shibuya VUENOS

DJ&LIVE
ADAPTER。
DELUA featuring BEATRIX LIVE
KEI

LIVE
Filter Fish
OOPARTS
VOLUME ACE

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2005年10月の攻殻機動隊とのコラボレーションパーティーを経て、「Vol〜」と銘打っての開催は実に1年3ヶ月ぶりとなるLINK。といってもその間、単に休んでいたわけではあるまい。今回の「LINK Vol.12」は今まで以上のエンターテイメント性と、ハッピーでロマンティックなキラキラ感をたっぷりと備えて、月に一度の開催となって帰って来た!そしてなんと今回、5月よりスタートした深夜音楽番組「NEO WAVE」(※TV東京 毎週水曜日深夜2:45〜・TV愛知 毎週水曜日深夜4:28〜放送)の取材が入るという…。ファッションチェックのコーナーもあるとの事前告知で、会場には気合いの入ったファッションのオーディエンスも多数見られる。サイバーな蛍光色のエクステンションをつけたり、頭にカラフルな風船を巻いたり、ゴシックな悪魔風ドレス(?)など…思い思いのファッションは実に様々。’80クラブシーンのにぎわいを彷彿させる。
DJ KEIのPlayに会場が揺れる中、トップバッターに登場したのはVOLUME ACE。自身の主催するイベント「DIGITALIAN SPACE」では、ダンサーとのコラボレーションなど多彩な試みを繰り広げるKAMATAによるソロユニットだ。そのサウンドはソウルフルにしてパワフル!トップの登場とは思えないほどのハイテンションで会場を一気に熱くしてくれた。このステージを支えるのは、パワフルでありながらも緻密に構築されたサウンドと、彼ならではの「生」のライブ感が織りなす独特の魅力である。オーディエンスをまたたく間にライブイベントの持つ「非日常」に引き入れ、怒濤のステージを繰り広げた。
続いて登場したのは、カラフルスウィートなロックハウスでオーディエンスを魅了する、HaLo、ReBORNによるツインユニットOOPARTS
POPでキラキラしたサウンドに、ボコーダーヴォイスのツインVoが絡む。
キュートでありながら、スタイリッシュ、こだわりのサウンドでありながらPOP感満載!と様々な要素が融合しあい、彼らならではの魅力を作り上げている。楽曲もミドルテンポの心音とリンクするようなものが中心で、サウンドに自然に身を任せる心地よさをたっぷりと味わわせてくれ、会場中がひとつに融け合ったようだった。

クリエイターJINNによるプロジェクトDELUA ANTI NORM 。海外のファッションショーやプロダクトデザインショー、TVCM・映画・舞台演出など、グローバルでクリエイティヴな場で活躍してきた彼だが、この日のステージにはキュートなゲストが登場!スウェーデンから来た歌姫、BEATRIXとのコラボレーションライブが展開された。MCによれば歌モノを手がけるのは今回が初めてとのこと。同じく共にステージに立つのは初めてのBEATRIXの、ちょっとはにかんだような笑顔が印象的だった。楽曲は開放感のあるPOPなハウスサウンド。キュートな歌声と相まって、会場にさわやかな空気を吹き込んだ。

先月より突如3人編成となったFilter Fish。3人でステージに立つのは2回目…とは思えないほどの自然な雰囲気に驚く。まるでずっと前からこのメンバーで活動していたかのようだ。しかしメンバー全員がフロントマンという他に類を見ない編成だけに、それぞれがヴォーカルをとるというスタイルに驚く人も多いのではないだろうか?この今までになかったスタイルにより、曲によって三者三様のキャラクターが発揮され、楽曲のもつイメージがより強烈に印象に残る。バンド・ユニットというものが持つ既成概念から、形式もサウンドも共に解き放たれているFilter Fish。今後の展開が楽しみである。

ラストの登場は、メトロノームのFukusukeによるソロユニットADAPTER。。登場を待ち望んでいたオーディエンスからも歓声があがる。遊び心がちりばめられたピコピコテクノサウンドと、ボコーダーヴォイスの絡むDJスタイル…まさに「正統派テクノ」という趣きのある楽曲は、ライブ好きのオーディエンスも、クラブ好きのオーディエンスも、みんなまとめて引き込んでしまう親しみやすさがある。普段テクノを聞かない人でも「テクノってこんな感じ?」とイメージするのはこんなサウンドなのではないだろうか?ボーダーレスに楽しめるステージは、会場中のオーディエンスを巻き込み、大きな盛り上がりをもって本日のイベントのしめくくりとなった。

今までとはがらりと雰囲気を変えて帰ってきた「LINK」。しかしその基本姿勢は変わることなく、よりパワーアップしてその方向性を示してくれた。21世紀のニューウェーブテクノシーン。この魅惑的な響きはここから発信されると言って間違いない。テクノという言葉が計り知れない多様性を含んでいるように、ニューウェーブという言葉も音楽だけにとどまらず、ファッションやカルチャー、すべてにおいてその美意識を浸透させるものであるに違いない。
次回の開催では、はたしてどんなアプローチを仕掛けてくるのか…?新しい波に乗ってみたい人、はたまた、さら
われてみたい人、なにか刺激を求めている人…LINKは毎月第一土曜日に開催である。是非足を運んでみて欲しい。日々の楽しみがきっと増えるに違いない。

2006.4.1(sat)
Shibuya VUENOS
thanks to.... all staff  all audience

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